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工具紹介

HiKOKI マルチボルト対応充電丸ノコC3606DAレビュー

Hikoki C3606DA購入レビュー

先日HiKOKIの36V充電式丸ノコ、C3606DAを購入したのでレビュー記事を書いてみたいと思います。

マルチボルトバッテリー2個と充電器のセットにチップソー(黒鯱)がついているセットモデルを購入しました。

Hikoki C3606DA

今までのACケーブルから開放されて使い勝手が良くなったし、切れ味は豆腐を切っているような抵抗のなさで今のところ、大満足です。

電源コードの取り回しが気になって・・・

新しく購入したHiKOKI C3606DAですが、買い替えを考えるようになったきっかけから話していきます。

今まで使っていた丸ノコは、HiKOKIのFC6MA3というDIYモデル。

購入時の価格は、9,000円くらいでした。

性能的にはまったく不満はなかったんですが、AC100Vの有線タイプなので使用頻度が高くなるにつれ、電源コードが煩わしく感じるようになってしまいました。

とくに最近、サブロク板(3×6板)などの大きなものを切ることが増え、うっかり電源コードを切ってしまわないか気がかりで。

ということで、ケーブルの取り回しが気にならない充電式の丸ノコへの買い替えを考えるようになったというわけです。

ke-ta
ke-ta
集塵機と延長ケーブルと丸ノコのケーブルで床がケーブルまみれみたいな状況が嫌になりました。

C3606DAスペック

メーカーカタログに記載されているC3606DAのスペックはこちら。

のこ刃サイズ165mm
最大切り込み深さ90°:66mm  45°:46mm
無負荷時回転数パワーモード:4,300回/分 サイレントモード:2,000回/分

その他のスペック詳細は、メーカーHPを確認してみてください。

AC機との違いがわからないほどのハイパワー

よく丸ノコはパワーが必要だから、コード式の方が安定している。

なんてことを聞いたことがあったので、正直不安な面もありましたが、

実際に使用してみると、全然そんなこと感じませんでした。

チップソーが新品でいいやつがついているというのもあると思いますが、

切断中の抵抗をほとんど感じません。

回転数が4,300回/分で他社同等機と比較すると、少し少ないのがどうなのかな?って思いましたが、

全然問題なさそうです。

むしろ、私が今まで使っていたDIY用のコード式丸ノコよりもパワーがあるんじゃないの?

って感じています。

サイレントモードで住宅街でも安心

正直このサイレントモードについては、あまり違いを感じられませんでした。

メーカーカタログには、5dB低減ってありましたが、

言われてみればちょっと静か?って感じです。

試しに使ってみた程度なので、これから通常使用をしていってどう感じるようになるかに期待です。

付属のチップソー黒鯱の切れ味がスゴい

切れ味はスゴイのひとことです。

ハイパワー、サイレントの各モードと今まで使用していたDIY機(くろ+)の切り口の比較画像を載せておきます。※くろ+はしばらく使用しているのものです。参考までに。

モード別切り口比較FC6MA3(左)、C3606DAサイレントモード(中)、C3606DA(右)
サイレントモードはややボソボソ感が
ke-ta
ke-ta
C3606DAのハイパワーモードで切った木口はヤスリ掛けが要らないんじゃないかってくらいスベスベです。

キックバック軽減システムで安全にDIY

これのキックバック軽減システムは、今回の購入にあたって一番のポイントでした。

切断中に過度な抵抗があった場合、丸ノコが自動的に停止してくれるというもの。

キックバック軽減システムとは、切断中に過度な抵抗があった場合、丸ノコが自動的に停止してくれるというものです。

なんでも、慣れてきた頃が一番危ないって言いますよね。

DIYを楽しく安全におこなうためにと思って、この機能がついているヤツを選択しました。

ke-ta
ke-ta
ブレーキもバッチリで、ボタンを離すと刃の回転がピタッと止まるので、あんしん

今までのは、惰性で回っていましたので・・・。

マルチボルトバッテリーは経済的

今回の購入にあたって、選択の大きなポイントがバッテリーでした。

電動工具のバッテリーは通常、18Vのバッテリーは18Vの電動工具で使用可能で、同一メーカーだとしても、その他の10.8Vや36V(40V)などの電動工具に使用することはできません。

ke-ta
ke-ta
電動工具よりもバッテリーのほうが値段が高いし、最初の電動工具を選ぶ際は要注意ですね。

しかし、HiKOKIのマルチボルトバッテリーは、HiKOKIの18V電動工具と36V電動工具の両方で使用することが可能です。

そうなると例えば、これから工具を揃えていこうと考えたとき、とりあえずマルチボルトバッテリーを他メーカーなら36Vバッテリーと18Vバッテリーの両方を追加で用意しなくてはならず、とても費用がかさんでしまいます。

でも、HiKOKIのマルチボルトバッテリーをひとつ持っていれば、36V丸ノコと18Vジグソーの両方を同じバッテリーで使い回せるので、その分少ない出費で工具を揃えることができます。

ke-ta
ke-ta
18Vと36V両方の充電工具が使えるってのは、これから工具を揃えていこうっていう人にはすごく助かります。

タイミング次第ではすごく安く入手が可能

実際に今回購入した丸ノコC3606DAは、充電器とバッテリー2個セットがAmazonで44,800円でした。

これは時期によるのかもしれませんが、マキタの電動工具に比べHiKOKIの電動工具は結構安く手に入ることが多いような気がします。

マキタの40V丸ノコHS001GRDXBは、セットで58,000円程度。

この58,000円という金額で、HiKOKIのC3606DAとインパクトWH36DC本体が買えちゃいます。

正直、この価格差は購入するうえで大きな判断材料となりました。

ke-ta
ke-ta
丸ノコとインパクト2つで、マキタの丸ノコと同じ値段ってちょっと凄くないですか?

チップソーの調整もバッチリ!深さ調整もスコヤいらず?

そして驚かされたのは、さすがフラッグシップ機というだけの精度です。

箱を開けて、丸鋸の直角や平行を確認したんですが、直角・平行共に最初からビタビタ!

そして、個人的に嬉しかったのが深さ調整の目盛り。

この目盛りがかなり正確です。

C3606DA高さ調整目盛りこの目盛りが正確、実測との誤差はほぼないです

3mm間隔で目盛りがあるんですが、ほぼほぼピッタリに調整されています。

この目盛りをチェックするだけで、切り込み深さの調整ができるのはかなりラクです。

まとめ

今回のまとめとしては、こんな感じです。

  • マルチボルトは18Vと36V工具の両方が使える
  • コード式にも負けないハイパワー
  • 黒鯱(チップソー)の切れ味は抜群
  • サイレントモードはそこまでサイレントではないかも・・・

価格としては、プロ用のフラッグシップ機というだけあってなかなか高価な商品。

その価格を考慮したとしても、キックバック軽減システムやストレスのない切断能力などは、

DIYを安全に楽しくおこなううえで価格以上の価値を感じることができたんじゃないかと思います。

それを考えると、かなりおトクな買物ができたと思います。

このC3606DAは私にとって2台目の電動丸ノコなわけですが、

正直最初から一番いいものを買っておけば良かったと感じるレベルです。