この記事にはプロモーションが含まれています
工具紹介

【DIY初心者】簡単なサイクロン集塵機の作り方

サイクロン集塵機作り方

休日のたびに木工DIYをするようになって、ちょっと心配というかストレスになっていたのが集塵機の紙パックとフィルターの交換時期。

実際、最近吸い込みが弱くなったような気がしてフィルターを確認してみると・・・

集塵機フィルターフィルターに木くずがビッシリ!

粉塵がフィルターにビッシリ!

このフィルターの掃除ってすごく大変ですよね。

掃除しているのに、周囲は粉塵だらけになるし、掃除しているのか汚しているのかわかりません。

これはまずいということで、サイクロン集塵機をDIYしてみました。

サイクロン集塵機
この記事の内容

初心者でもできるサイクロン集塵機の作り方を紹介しています
・サイクロン集塵機にすると紙パックやフィルター交換のストレスから解放されるようになります

ke-ta
ke-ta
DIY初心者の私でもできました!

集塵機なしでの木工DIYは考えられない

木工DIYで木を切ったりしていると

一瞬のうちに部屋は粉塵まみれになってしまいます。

そんな粉塵まみれな環境を少しでも軽減したい

ということで集塵機を導入したわけですが、

いかんせん紙パックの交換をしないとすぐにフィルターが目詰まりを起こしてしまいます。

こんな感じになると吸引力もかなり弱くなります

紙パックを都度交換するコストを考えたときに、

サイクロン化してしまった方が、長い目で見たときにコストを抑えられるのでは?

と思ったのが、ことの始まり。

ke-ta
ke-ta
紙パックのコストって、意外とバカにならないですよね。

Amazonでサイクロンキットを購入

今回使用した部品はコレ。

  • サイクロンキット
  • ペール缶
  • ペール缶フタ
  • バンド(フタ用)
  • 洗濯用ホース
  • 塩ビ継ぎ手 30×25 2個
  • 塩ビ継ぎ手 30×20

ペール缶一式と塩ビの継手は、ホームセンターで揃えました。

このキットには、以下の付属品がついていました。

サイクロンキットセットサイクロンキット本体、スポンジ製パッキン、M4ボルト、アタッチメント2個、ホース取付金具2個がついていました

ホースは2本買いました。

完成イメージはこんな感じ

完成イメージサイクロンがゴミを分別して集塵機には空気だけが送られる予定

サイクロンシステムをペール缶に取付けて、

これにホースを付けます。

一方は集塵機から、もう一方は工具に。

吸い取った粉塵は、サイクロンで分離されペール缶に溜まり、

集塵機にはクリーンな空気だけがいくという予定。

作業手順

ペール缶のフタに穴開けの準備

まずは、ペール缶の蓋にサイクロンキットを取り付けるための穴を開けます。

フタの中心に印をつけて、その中心から必要な径を下書きしました。

取付位置サイクロンの取付位置をマークします

次にこの下書きに合わせて、鉄鋼ドリルで穴開け。

切り抜き穴あけ穴はできるだけ細かく開けた方がカットの時ラクです

月光ドリルを使いましたが、めちゃめちゃ切れます!

そのあと、ジグソーでカットしました。

カット後は、久しぶりに使うミニルーターでバリを削っています。

ボルト用穴あけ

つぎにサイクロンキットを取り付けるための、ボルト穴を開けます。

ボルト用下穴この下穴あけはできるだけ正確に行うことをおすすめ

ベースを置いて、ボルト位置に5mmの穴を4箇所。

ボルト位置は、正確に計測することをおすすめします。

私は大雑把に位置を決めてしまったので、いざ取付というときに位置が合いませんでした。

ボルト穴を広げることでなんとかなりましたが、あまり気分のいいものではないです。

後日、空気漏れを防ぐためにコーキングをしておきました。

サイクロンキットを取付

穴を所定の位置にしっかりとあけたら、あとは付けるだけです。

付属のM5ボルトで4箇所とめて、完成です。

サイクロン取付ボルト頭をペンチなどで挟みながらナットを締め

私の場合、前述のようにボルト位置を拡張したので取付部分とボルト部分にコーキンをうっておきました。

ホースを接続

付属のアダプターと洗濯用ホースを取り付けます。

ホースの取付塩ビの継ぎ手を使ってホースとアタッチメントを接続

この洗濯用ホースはそのままでは、径が合わないので塩ビの継手を使いました。

サイズは、30×25のものがホースにも、アダプターにもピッタリとフィットしました。

あと、アダプター2つの内ひとつの内径が0.5mm厚くて継手がハマらなかったので、ルーターで削ってなんとかピッタリはまるようになっています。

 

木屑がペール缶に入るので処理が簡単

試しに、その辺にあるゴミや木くずを吸ってみました。

集塵機能テスト木くずが回っている様子が透けて確認できます

サイクロン部分に木くずたちが渦巻いている様が、クセになります。

ペール缶内部はこんな感じ。

ペール缶内部見事にペール缶内にのみゴミが溜まっています

ペール缶にゴミ袋を被せるだけで処理が終わるのでとってもラクチンです。

本当に細かい粉塵は、多少集塵機までいってしまっているみたいですが、これくらいならフィルターもしばらくの間メンテナンスフリーで使えそうです。

集塵機に付属している先端アタッチメントは、

30×25の塩ビ継手にビニールテープを2巻きくらいするとジャストフィットでした。

塩ビ継ぎ手でいろいろ使える

まとめ

途中、下穴をズレて開けてしまいパーツがハマらなかったり、付属のパーツの径が少し大きかったりなど、いくつか想定外の事態は発生しましたが、概ね実用に耐えるものができたんじゃないかなって思います。

部品代はなんだかんだで、約6,000円くらい。

紙パックの購入が不要になったことを考えれば、きっと費用に見合った活躍をしてくれるということを願っています。

なによりも

紙パックやフィルターの心配をする必要がなくなったこと
木屑やゴミの処理が簡単になったこと

この2点が最高に嬉しいことです。

これは木工DIYをやるうえで、とても便利。

現在すでに集塵機を使っているという方や、これから集塵機を購入しようとしているという方にはおすすめです。

この記事執筆時にAmazonで3,500円くらいで購入できましたので、
サイクロン集塵機が気になっているという方はチェックしてみてください。