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リメイク関連

【初心者】古いマウスをリメイク マウス塗装のやり方【塗装】

マウス塗装のやり方

こんにちは、けーたです。

先日、妹から15年前に貸したマウスを突如返却されたので、塗装をしてみました。

マウス塗装前と塗装後ボロボロのマウスを塗装リメイクしました

この記事では

・初心者でもできるマウス塗装の手順
・きれいに塗装を仕上げるコツ
・塗装する際の注意点

を紹介しています。

とりあえずの塗装ですが、その分初心者の方でも簡単にできるようになっていると思います。

 

今回使用したもの

今回使用した道具はこれです。

マウス塗装のやり方

マウスを塗装する際の簡易的な流れはこんな感じです。

  1. 分解(基盤取り外し)
  2. 下地処理(ミッチャクロン → プラサフ)
  3. マスキング
  4. 塗装(複数回に分けて)
  5. クリアで表面をコーティング

では工程別にやっていきます。

分解

まずはマウスを分解して、基盤部分を取り外します。

分解されたマウスマウスを分解して基盤部分の取り外し

分解方法は機種によって様々ですが、
大体は裏面(底面)からビスで止まっていることが多いです。

ビスも普通のプラスネジの場合もあれば、トルクスネジの場合もあるのでマウスに応じてドライバーを用意してください。

裏面にビスが見当たらない場合は、ソールの下や電池ケースのラベルの下なども確認してみてください。

ke-ta
ke-ta
ラベルやソールを剥がすときは、ヒートガンやドライヤーで温めると剥がしやすいです。

最初はマウスボタン部分も取り外すつもりだったんですが、どうやっても外れない。

挙句の果てには、パーツを止めている部分が割れてしまいそうだったため、ボタンの取り外しは断念しました。

外れるのであれば、外したほうが圧倒的に作業はやりやすいし、仕上がりもきれいになります。

下地処理(ヤスリがけ)

今回はマウスがあまりにも汚かったために、ヤスリがけをする前に超音波洗浄をしています。

超音波洗浄の際は、キッチン用の中性洗剤でOK。

洗浄後のマウス超音場洗浄機で洗浄しておきました

通常使いのマウスなんかも手垢などがついていることがあると思いますので、一度この機会に洗浄することをおすすめします。

そして下地処理です。

まずは表面の塗膜を落とすために、ヤスリがけをします。

今回はホームセンターに売っていたよくわからないスポンジ研磨剤を使用してみました。

ヤスリの番手は#600相当のものを使用しました。

スポンジヤスリはペーパータイプと比べると、マウスの曲面にフィットしやすく使いやすかったです。

マウス塗装の下地処理には、スポンジタイプがおすすめです。

下地処理(プラサフ)

塗膜落としが終わったら、表面をきれいに拭き取ります。

今回はその際に、シリコンオフを使用しました。

これは、表面の油分を除去(脱脂)してくれるものです。

この工程をすることで、塗装を剥がれにくくすることができます。

シリコンオフを使用するときは、火気の近くで使用しないようにしてください。

引火する可能性があります。

また脱脂が終わったら、ミッチャクロンを全体に塗布して、プラサフを2度塗りしています。

ミッチャクロンとプラサフ

正直、プラサフだけでもいいのかな?
って思ったこともありますが、実際に試したことがないので今回もミッチャクロン塗布後にプラサフを塗っています。

ミッチャクロンとプラサフは共に2度塗りで仕上げています。

プラサフ塗布後のマウス画像はプラサフ2回目塗布後のものです

ke-ta
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1度にまとめて塗ってしまおうとするとムラになりやすいので、複数回に分けて行うことがポイントです。

マスキング

今回はスクロールボタン周辺の色を別の色にするので、塗装前にマスキング処理をします。

ke-ta
ke-ta
全体を1色で塗るならマスキングは必要ないですよ

このマスキング処理は、地味で細かくて面倒くさい作業ですが、ここを雑にやると仕上がりも雑な感じになるので注意してください。

という私は、いつも途中で雑になってしまうのですが…。

塗装は複数回に分けてが基本

今回の塗装はアサヒペンのダークオリーブ(つや消し)を使用。

アサヒペンのダークオリーブ今回はダークオリーブをメインに使いました

ホイール部分は同じくアサヒペンのつや消し黒に。

塗装をするときは、プラサフなどと同様に複数回に分けて行うときれいに仕上げることができます。

1回目の塗装では、塗れていない場所があったとしても、それ以上スプレーをせずにそのまま乾燥させた方がいいです。

塗れていない場所を複数回かけて色を入れていくというイメージがきれいに仕上げるコツです。

この写真は2度目のものですが、塗りすぎてしまった悪い例です…。

2回目塗装後のマウスもう少し回数をかけて塗装すればよかったかも

塗装が乾いたらクリアでコーティング

塗装が終わったら、つや消しクリアでコーティングしました。

塗装のときにできてしまった表面の荒れも、多少であればクリアを吹き付けることでカバーすることができます。

ke-ta
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クリアはつや消しとつやありの2種類があります。ピカピカにしたいなら【ツヤあり】を

組み立ててリメイク完了

ここまできたら、あとは基盤部分をセットして完了です。

分解の逆の手順で組み上げるだけなので簡単です。

マウスの組み立て断線しないように気をつけて組み付け

今回の塗装はけっこう大雑把な作業が多かったのですが、最初の状態と比較するときれいになってなんとか使える状態になったと思います。

マウス塗装完了画像デザインはともかくきれいに塗装できたと思います

ただ表面のヤスリがけが甘かったのと、見た目がカナブンみたいな感じになってしまったので、近いうちにもう一度再塗装をしようとは思っています。

カッターナイフなどの小物にダークオリーブを使ったときは、結構いい感じになったのですが、マウスにはあまり合わなかったみたいです。

マウスが汚れたら塗装がおすすめ

今回は超絶きたないマウスを使える状態にするというのが、目的で塗装をしました。

マウスって毎日使うものなので、結構手垢が付きやすいデバイスのひとつです。

長く使っていると、当然塗装も剥げてきたり、表面にテカリがでてきたり。

そんなときは、塗装をしてみることをおすすめします。

マウス塗装のポイント

・下地処理とマスキングは丁寧に
・塗装は薄く複数回に分けて仕上げること

このポイントだけでも心がければ、初心者でもある程度きれいに塗装をすることができます。

愛着のあるマウスを、自分だけのオリジナルにしてみると愛着も数段増しになると思います。

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