こんにちは、けーたです。
『ダボ継ぎ』のやり方を解説します。
DIYで家具を作るとき、
- ネジが見えないようにしたい
- 大きな天板を作りたい
ということがよくあります。
そんなときに便利なのが、『ダボ継ぎ』です。
- ダボ継ぎは、ダボ穴を真っ直ぐ開けないといけなかったり、
- 両方の板の同じ場所に穴を開けないとならなかったり
と、ハードルが高いイメージがありますが、
いくつかの道具をつかえばDIY初心者でも比較的簡単に行うことができます。
DIYの幅が広がりますので、この記事を読んでみてください。
ダボ継ぎならこんなことができる
ダボ継ぎをするとこんなことができるようになります。
- ビスを使わずに家具などが作れる
- 幅の狭い板をつなぎ合わせて大きな板を作れる
- 棚受けを使わずに棚をとりつけられる
それでは、やり方を解説していきます。
ダボ継ぎがラクになるオススメ治具
ダボ継ぎの際に重要なポイントは・・・
- 正確にしるしをつけること
- ダボ穴を垂直にあけること
この2つが大切になります。
そんなときに活躍するのがここで紹介する2つの治具になります。
- 垂直ドリルガイド
- ダボマーカー
この2つがあるだけで、ダボ継ぎの難易度がグッとさがるので、
揃えておくことをオススメします。
ダボマーカーはサイズがあります。
使用するダボと同じサイズのものを用意してください。
ダボ継ぎに必要なもの
ダボ継ぎで使用する工具は以下のとおりです。
- 電動ドリル
- ダボ
- 木工用ボンド
- クランプ
- 金槌(ゴムハンマー)
- マスキングテープ
マスキングテープは、開ける穴の深さ確認用に使用します。
私がオススメする電動ドリルは、マキタのDF333。
10.8Vとコンパクトですが、DIYで十分に活躍してくれます。
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ダボ継ぎのやり方
ダボ穴を開ける位置に印をつける
まず最初に、ダボ穴をあける位置に印を付けます。
穴を開ける位置は・・・・・・
- 板厚の半分の場所に印を付ける
- 板幅に対して等間隔になるように印を付ける
まずは、板の厚みの半分の位置に印を付けます。
次に等間隔になるように印を付けていきます。
ダボ穴を電動ドリルで開ける
ダボ穴の位置を決めたら、ドリルで穴を開けていきます。
ダボ穴のサイズは、6mm、8mm、10mmがメジャーです。
使用するダボと同じサイズのドリルを使用していきます。
おすすめのドリルビットについては別記事で紹介しています。
ダボ穴を開けるときに注意しておきたいポイントは以下の2点です。
- 穴はできるだけ垂直に
- 板を貫通しないよう注意
ダボ穴を斜めに開けてしまうと、うまく接合ができなかったり、最悪板同士を組めない・・・・・・なんてこともあります。
そうならないためにも、前述したドリルガイドの使用をオススメします。
開ける穴の深さは、ダボの長さよりも1〜2mm深く空けるといいと思います。
薄い板の側面に穴を開ける時は、端材などで材を挟むと安定します。
もう一方の板にも印をつける
もう一方の板にも、さきほどと同じ位置にダボ穴を開けます。
そのための印をつけるのですが、ここで便利なのがダボマーカーです。
さきほど開けた穴にダボマーカーを入れます。
板の位置を合わせて、押し付けます。
押し付けるときにズレないように注意です。
マーキング位置がズレたまま穴を開けると、うまくダボ継ぎができなくなってしまいます。
板がズレないように気をつけましょう
穴を開ける
マーキングに合わせて、ドリルでダボ穴を開けます。
ここでもダボ穴は垂直にあけるように気をつけましょう。
いよいよこれから接着の前に、仮組みで確認することをオススメします。
木工用ボンドを塗る
2枚の板にダボ穴を開けたら、木工用ボンドを塗ります。
接着面だけではなく、ダボ穴の中にもボンドを入れておきます。
このボンドの水分を吸うことで、ダボが膨らみ強度を出してくれます。
ダボを入れて接合する
ゴムハンマーなどでダボを叩いて、入れていきます。
ダボを入れたら、板同士を接合します。
入りにくい場合は、ゴムハンマーなどで叩くと入っていきます。
クランプで圧着する
ボンドが乾くまで、クランプで圧着します。
クランプと板の間には、端材などで当板を使うことをオススメします。
まとめ
ここまでダボ継ぎの方法を解説してきました。
ダボ継ぎをするうえで注意したいことは以下のとおりです。
- ダボ穴はまっすぐ垂直に開ける
- ダボマーカーを使うときは、ズレに注意
- 接着前に仮組みをして確認を
- クランプ時は当て木をする
ダボ継ぎを使えば、やり方によってはフローティングシェルフも簡単に取付けられます。
フローティングシェルフの作り方は、以下の記事をチェックしてみてください。