こんにちは、年末の大掃除から
なにかと塗装をすることが多くなっているけーたです。
ラッカースプレーやミッチャクロンなど
いつの間にか増えていたスプレー塗料たち
置き場所がなく溢れてしまっていたので
余っている角材と1×4でスプレー塗料用簡単な棚をDIYしました。
今回使用した材料
・1×4 850mm 2枚
・1×4 178mm 2枚
・30×40角材 178mm 2本
・30×40角材 148mm 2本
・30×40角材 148mm 2本
・M10全ねじ 870mm
・M10袋ナット 2個
・ミッチャクロン
・アサヒペン 高耐久つや消し黒
・ワトコオイル ドリフトウッド
・木工用ボンド
・ダボ10mm
・ダボマーカー10mm
作業手順
1.ダボ接ぎで棚板作成
手元にある数少ない材料の1×4材は、幅が89mm
これだと流石にちょっと奥行きが浅すぎるので、
1×4材を2枚ダボで接いで奥行きを作っていくことにしました
ダボ接ぎはちょっとのズレで盛大にずれてしまうので
できるだけ垂直にダボ穴を開けられるように
ドリルスタンドを使用して10mmの穴を開けていきます
ドリルスタンド以外にも色んなメーカーから
穴を垂直に開けるためのドリルガイドが出ていますが私は持っていないためスタンドを使用しました。
うらやましい・・・。
片面に穴を開けることができたら
ダボマーカーをセットして、もう片面にしるしをつけます
その印の部分をまたドリルスタンドを使って垂直に穴あけ
ダボ接ぎするときにはドリルスタンドは欠かせない存在
これがないと垂直な穴を開けることができないです・・・
開けたダボ穴にボンドを注入してでダボをさします。
そしてもう一方にもボンドを塗って接合したら
クランプで圧着して棚板は完成
冬場の寒い日の作業だったので、丸1日乾燥させました。
ボンドが乾いたら、必要な長さに両サイドをカット
でも、ダボとカットの位置関係を全然計算に入れてなかったので
見事にダボを真っ二つにカットしてしまいました。
ダボ接ぎをしたときは、カット位置を計算してダボをカットしないように注意しましょう。
2.M10全ねじを塗装
次にストッパーとして使う全ねじの塗装です
金属への塗装は、万能プレーヤーミッチャクロンを塗ることから始まります
ミッチャクロンが乾いたら、つや消し黒を数回に分けて薄く全体に塗って完成です。
3.1×4で側板を作成
次に側板を加工していきます
側板はトリマーを使って前面部分と上面部分を45度で面取りしました
面取りが終わったらストッパーの全ねじが通る場所に
10mmの穴を開けます
穴あけはスターエムの竹用ドリル10mmを使用
この竹用ドリルはメッチャクチャ切れるので、
きれいな穴を開けることができるのでおすすめです
4.ワトコオイルで部材を塗装
今回は、全体をワトコオイルのドリフトウッドで塗装しました。
塗装の手順はこんな感じです。
1.全体をヤスリ掛け
2.ワトコオイル塗装1回目
3.約5~15分後に拭上げ
4.ワトコオイル塗装2回目
5.耐水ヤスリ400番でヤスリ掛け
6.拭上げ
2回目の塗装は1回目よりも薄塗りにして、そのあとヤスリ掛けをすることによって綺麗に仕上るようになります。
5.棚板に側板を取付
棚板の両サイドに側板を取り付けます。
今回は、棚板の両サイド端に側板を乗せて下からビスで固定しました。
ビスは75mmのコーススレッドを使用していますが、側板の高さによって決めてください。
取付ができたら、側板に開けた穴に全ネジを通して袋ナットで固定します。
これで、棚板の完成です。
6.棚受けの組立
棚受けには、30x40mmの角材を使用しました。
まずは、カットした角材を90度でビスで組み付けます。
このとき、接地面にボンドを塗ることでさらに強度が上がります。
これを2組作ります。
そして先程作った2組に頬杖を取り付けます。
これをやるとやらないでは強度がかなり違うので、付けることをおすすめします。
長さは実物に当てながら測りました。
棚受けを作る際のビスは、すべて50mmのコーススレッドを使用しています。
7.設置
ここまでできたら、あとは設置するだけ。
設置場所を決めて、棚受けから取り付けします。
棚受けの取付ができたら、その上に棚板を乗せてビスで固定して完成!
設置は下地のあるところへ
棚を設置するときは、下地のある場所に設置をするようにしましょう。
石膏ボードアンカーなどもありますが、
それよりも下地のある場所にビスで取り付けた方が全然強度が上がります。
強度を気にしないものならば、ボードアンカーでもいいのかもしれませんが、
今回は高い場所に設置することもあり、下地にしっかりと取り付けました。
下地の探し方については、別で記事を書いてますので参考にしてみてください
![下地どこ太写真](https://diynikki.com/wp-content/uploads/2022/01/128681BE-5771-4E26-B2CA-641A03007491-320x180.jpg)
まとめ
というわけで、今回はスプレー缶が収納できる棚をDIYしてみました。
作業自体は特に難しいことは何もないので、設計だけしっかりとしておけば割と簡単に作れると思います。
とはいえ、いつものごとく完成したものは、イメージしていたものとはなんとなく違う印象。
今回の反省点は・・・
- ストッパーの位置はもう少し高いほうが良かった
- 棚受けは棚板の少し内側にしたほうが見た目がいい
- 側板はもう木口を隠すように取り付けた方がいい
今回の反省を活かして、またDIYをしていきたいと思います。