DIYを始めて最初に購入する電動工具として、インパクトやドライバードリルを選択する人は多いと思います。
でも、そのときに一緒に必要なビットってどれを揃えればいいのか?
って、なかなか調べてもヒットしないんですよね。
ということで、私がよく使うビットを紹介します。
ビス締め以外にも何かと必要
DIYで電動ドライバーを使うとき、真っ先に思いつく用途がビス締めです。
けれども、そのビス締めを行う前には下穴が必要。
その他にもドリルで穴を開けたり、
なんやかんやと別売りの先端工具(ビット)が必要になります。
一緒に揃えておきたいおすすめビット5選
+ビット
ビスを締めるときに使うビットです。
+ビットは電動ドライバーを購入すると、付属していることが多いですが、予備としてもっておくと安心です。
ビス締めしようとしたときに、ビットがない時の失望感はなんとも言えません。
そんなとき用に、ストックとして持っておいてもいいと思います。
わたしのおすすめは、ANEXから販売されている黒龍神のスリムタイプ110mm。
このビットは、通常のビットよりも先端がスリムになっていてビス頭が見やすくなっています。
そのため、スリムビスなどを深く打ちたいときなどもビス頭を確認しながら打つことができます。
長さは100mm以上の長さがあった方が、様々なシチュエーションで使用することができるのでおすすめです。
下穴錐
名前の通り、ビスの下穴を開けるためのもの。
細いドリルみたいな感じでしょうか。
スリムビスなら木割れが少ない!
なんて謳われていますが、薄い板の端っこに打つときなんかは結構割れます。
なので、小物を作るときなどは特に下穴を開けたうえでのビス締めをおすすめします。
下穴のサイズは、使用するビスの太さの7割位と言われていますので、
私はスターエムの3mmの下穴錐を使用しています。
3mmというサイズもありますが、切れもよくある程度の長さもあるので厚みのある場所にも下穴を開けることができて重宝しています。
皿取り錐
皿取り錐は、下穴を空けながら、同時にビス頭の皿取りができるすぐれモノ。
皿取りをする事で、ビス頭が木材とツラで打てるようになります。
他のドリルビットと比べると、ちょっと値が張りますが、1本持っていると、すごく作業がはかどります。
皿取りを深くすることで、ビスを埋木やダボで隠すこともできます。
埋木を作ることができる「埋木錐」を使用すれば、ビス隠しの跡をより目立たずに加工することができるので、購入の際はセットでの購入がおすすめです。
ドリルビット(木工用)
木材に穴を空けるためのビットです。
木工用ドリルビットは、先端がネジ状になっているものや、とがっているだけのもの(先三角)などいろいろあります。
その中でもおすすめなのが、スターエムの竹用ドリルビットです。
セット品の木工ドリルと比べるとやや値が張りますが、その切れ味は圧巻です。
なんといっても、最大の魅力はきれいな穴を開けることが可能ということ。
通常の木工ドリルと比較すると、ものすごくきれいな穴を開けることができます。
別記事で竹用ドリルと通常のドリルで穴あけした時の比較画像を紹介していますので覗いてみてください。
センター一発
扉や蓋を作成した時の丁番や、箱や棚などに取っ手や受けなど金属製の部品を取付をする時にあると便利です。
このビットを使えば、取付穴の真ん中に下穴をあける事ができます。
正確な精度を求める部品を取り付けるときには、このセンター一発は欠かせません。
インパクトに取付可能な付属の六角軸ビットに指すだけで、下穴を開けることができ、引っ張ればドリル部分が簡単に脱着可能なので、ビット交換もとてもラクです。
SS、S、M、Lの4種類のサイズが販売されています。
ビットの購入は計画的に
私がはじめて電動ドライバーを購入したときは、完全に見切り発車。
なので、どんなビットのどんなサイズが必要なのか?なんて全然分からない状態でした。
結果、安いセット品を購入してみたはいいものの、全然切れなくて開けた穴にバリがたくさんだったり、よくよく考えたら必要のないものだったりで、今では使わなくってしまったものがたくさんあります。
これもいい経験ではあるのですが、やっぱり無駄な出費は避けたいというのが本音です。
そして出費以上に無駄になるのが、時間です。
作業中に必要になって、ホームセンターへとなると、意外と時間がかかってしまってました。
ホームセンターへ辿り着いても、どこに置いてあるのかが分からずにさらにタイムロス。
下手すると、今日はもう遅いから買い物だけして作業終了なんて時も・・・。
DIYをやっている方は、本業とは別に休日などに時間をとってなんて方がほとんどだと思います。
そんな貴重な休日を最大限有効に使っていくためにも、予め計画をたてて必要なものを最低限の出費で揃えておくことをおすすめします。
結局は、道具も材料も作業もみんな
計画が大事ってことに繋がってくるような気がします。