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家具/小物の作り方

丸ノコで真っ直ぐ切るなら!初心者でも簡単に作れる丸ノコ定規の作り方

かんたんで便利な丸ノコガイドの作り方

丸ノコを購入して、これで簡単に真っ直ぐに木材のカットができる!

と思ったのに、実際にやってみるとなかなか上手く切れない・・・。

なんてことになってませんか?

そんなときは、

丸ノコガイドをつくってみるといいと思います。

丸ノコガイドを使用すると、簡単に真っ直ぐ切ることができるようになります。

真っ直ぐ安全に切るには丸ノコガイドが必須

YouTubeなどでフリーハンドで丸ノコを使用している人をたまに見かけますが、

私には無理でした。

全っ然、真っ直ぐに切れない!

フリーハンドでカットすると、

真っ直ぐ切ることが難しいばかりでなく、

丸ノコの刃が木材に対して直角ではなく、曲がって入ってしまったときに

最悪の場合、キックバックが発生してしまいます。

安全のためにも、丸ノコガイドを使おう・・・。

丸ノコ定規こんな感じの丸ノコガイドを作りました

ということで、以前に記事で紹介したHiKOKIコードレス丸ノコC3606DA用の丸ノコガイドを作っていこうと思います。

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市販品との違い

丸ノコガイドは、市販品がたくさん出ています。

これらの市販品を購入してもいいと思います。

が、今回作るものとの違いがありますので、そこを理解した上で選択してください。

市販品は90°、45°カット両方いける

市販品のガイドは、さすが既製品というだけあって精度は抜群。

丸ノコのベース部分をガイドにあてるので、90°カットでも45°カットでもいけちゃうのも便利です。

その反面、カットしたい位置とガイドをあてる位置が違うので、

ベース部分から丸ノコの刃の部分までの距離を計算しないといけないというデメリットがあります。

自作品はカットする線に合わせてカットができる

今回作る丸ノコガイドは、ガイド部分をカット線に合わせてそのまま切ることが可能です。

私のように、計算が苦手な人でもガイドを線にあてるだけなのでラクチン。

デメリットとしては、45°カットができないということ。

90°カットの時と同じように45°カットをしようとすると、
ガイド部分を切ってしまうので、注意です。

そして丸ノコごとに専用のガイドが必要になる
というのもデメリットになるでしょう。

市販品自作品
メリット90°、45°両方OKカット線にガイドを合わせてカットできる
デメリットガイド位置はカット線からベースと刃の距離を開けてカットが必要45°カットはできない(45°専用の作成が必要)

使用した材料

今回は次のものを使用しました。

  1. シナベニア 900mmx900mm 9mm厚
  2. アルミレール 900mm
  3. アルミLアングル 400mm

じつはこのシナベニア、1820mmx910mmのものをクロスカットできるようにと、910mmを購入したつもりでしたが、まさかの900mm・・・

合板などをカットするときに、微妙に長さが足りずに不便です・・・orz

ke-ta
ke-ta
購入するときは、サイズの確認をちゃんとしないとね・・・。

費用は、2,000円くらいだったと思います。

アルミのレールとLアングルは、以前なにかを作成したときの端材を使用しました。

作業手順

サイズを決めてカット

まずはベースとなるシナベニアのカットです。

今回は、900mmはそのままに幅を600mmでカットしました。

600mmという数字に特に意味はありません。

大体のバランスを考えて、こんなもんかな?でカットしています。

カットしたら、完成図をイメージしながら大まかに線を引いていきます。

イメージを下書きここでイメージを書いておくと作業がしやすいです

余分な部分を肉抜き

次に不要な部分の肉抜きをします。

9mm厚のものを使用したので、コレをしないとちょっと重くて操作性に影響が出そう。

ここのカットは、ドリルやホールソーで角に穴を開けた後に

ジグソーでカットしました。

下穴あけジグソーの刃が入るように下穴を開けます。今回は10mmの穴を開けています
カット後ジグソーで不要な部分をカットしました

このマキタの充電式ジグソー、今回はじめて使ったんですが、

10.8Vなのにザクザク切れて使いやすかったです。

アルミレールの取付

カットが終わったら、いよいよガイド部分となるアルミレールの取付です。

ビス穴を開けたアルミレールのウラに両面テープを貼り、

本体の端から95mmの距離で貼り付けます。

ke-ta
ke-ta
今回使用する丸ノコの刃とベースとの距離が89mmだったので、余裕を持って95mmの位置に貼り付けています。

お持ちの丸ノコに合わせて5~10mm程度の余裕を持ってやるといいと思います。

貼り付けができたら、レールをビス留めしていきます。

レール取付レールには予めビス穴を開けておきます

 

レールとアングルは購入したベニアの切れ端をでもいいと思います。

が、反りや曲がりなどの心配が少ないアルミをおすすめします。

 

レールに沿ってカット

レールの取付が完了したら、レールに沿って余分な部分をカットします。

余分をカットこれで丸ノコにぴったりのカットラインができました

カットして出た面が、実際のカットラインになります。

この面を、墨線に合わせるとその部分をカットすることができます。

直角ガイドをウラ面に取付

ここで完了でもいいのですが、今回は直角にカットする用のガイドをウラ面に取り付けました。

ウラ面には、余っていた(部屋の片隅に放置されていた)アルミのLアングルを使用しています。

先程切り出したカット面から、90°を測りこちらもまずは両面テープで貼り付けます。

90°ガイド取り付けここの直角は重要なので執拗なくらいに確認しています
ke-ta
ke-ta
ここの90°が狂うと、実際のカットの時の精度に影響するので、しっかり測りましょう。

そしてこちらも、最後はビス留めして完了です。

試し切りで直角の確認

完成したら、最後に試し切りをして精度のチェック。

材を90°のガイドにしっかりと合わせて、レールに沿ってカットしました。

うん、なんとかそれなりに真っ直ぐ切れるようにできたみたいです。

取っ手を付けようと思いましたが、ちょうどイイ端材が見つからなかったので、

またそのうち気が向いたら取っ手を作ろうと思います。

まとめ

丸ノコガイドは、丸ノコを使用するときに欠かせないものだと思います。

精度の面でも、安全の面でも両方で。

ポイントだけを抑えておけば、わりと簡単に作ることもできますし。

作成時のポイント

・ガイドには真っ直ぐなものを

・90°ガイドを取り付けるときは正確に

・形やサイズは用途に合ったものを

実際に自分で作ってみると、意外な気づきもあったり、なかったり・・・

やってみると意外と楽しかったりもするので、まだ作っていないという方は作ってみてください。

私が使用している丸ノコはこの記事でレビューしています↓

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