昨年2021年の大晦日。
大掃除もひと段落を見せた頃、我が家では奥様から鶴の一声。
「通勤用自転車がなんかおかしいから、直しといて!」
ということで年の瀬の寒空の下、パンク修理が始まりました。
DIY初心者のけーたが、数年ぶりに自転車のパンク修理に挑戦しています。
作業時間は約30分程度でした。
パンク修理に必要なもの
パンク修理は家にあるもので(一部を除いて)
ということで始まった、パンク修理。
今回使用したものは
・パンク修理キット
・タイヤレバー
・レンチ(15mm)orモンキーレンチ
・水を張ったバケツ
・ボロきれ(雑巾)
パンク修理キットとタイヤレバー以外は、どの家にもあるようなものばかりだと思います。
時間さえあれば、誰でもできちゃうくらい簡単です。
タイヤの外し方
タイヤをフレームから外す
一番最初にタイヤを、フレームから外しました。
パンク修理は、わざわざタイヤを外さなくてもできます。
でもこのときは、チューブを交換しようと思っていました。
なのでタイヤを外しています。
タイヤが止まっているボルトを15mmのレンチでまわしてタイヤを外します。
ボルトのキャップ部分は、ペンチ等で軽く挟むと取れました。
この時、キャップと袋ナットを外して空気を抜き、後輪のブレーキは解除して広げておくと外しやすかったです。
変速機付き自転車の場合は、タイヤを外す前に一番小さいギアに変速しておくことで、タイヤの取付がラクになります。
ホイールからタイヤを外してチューブを取り出す
タイヤが外れたら今度は、ホイールからチューブを取り出します。
タイヤレバーを写真のように挿して、2本目または3本目をスライドすると外すことができます。
タイヤの片側が外れれば、空いた部分からチューブを引き抜くことができます。
チューブが取り外せたら、パンク箇所を探すためにチューブに少し空気を入れておきます。
パンク修理のやり方
パンク箇所の特定
先程取り外したチューブを、水を張ったバケツに浸してパンク箇所を探します。
チューブに穴が空いている箇所は、ブクブクと水疱が出てきます。
写真では見づらいですが、今回のパンク箇所はこの1箇所のみでした。
タイヤのチェックも忘れずに
パンク箇所が分かったら、その箇所のタイヤ部分もチェックしましょう。
というのも、タイヤに異物が刺さったままだと、
いくら完璧にタイヤ修理をしてみても、またすぐに穴が空いてしまいます。
ちなみに今回は、こんなにガッツリと針のようなものが刺さってました。
下地処理とパッチ貼り付け
パンク箇所が判明したら水気を拭き取り、パンク箇所の周辺を付属のヤスリで下地処理します。
この下地処理をすることによって、のりとパッチがくっつきやすくなります。
下地処理が終わったら、水気や油分・ホコリがないことを確認してノリを塗ります。
ノリを塗って10分くらい経ったら、パッチを貼ります。
パッチを貼るときは、ノリが完全に乾いていることを確認してください。
パッチは、補修部分をしっかりと覆えるくらいの大きさのものを使用します。
剥離紙を剥がして、くっつけたらタイヤレバーの腹でグリグリと圧着すればOK。
パッチの貼り方は修理キットの取説どおりやれば大丈夫です。
終わったら、空気を入れて空気が漏れていないかチェックしましょう。
チューブをタイヤに取り付ける
ここまでできたら、チューブにタイヤを戻します。
タイヤの取り付け手順
まずは、ビードの片側だけをホイールに取り付けます。
そして、チューブを入れます。
このとき、最初にバルブ部分をホイールにセットして
そこから外側を順番に入れていきます。
チューブがセットできたら、もう一方のタイヤを入れていきます。
今度は、バルブ部分とは反対側からやるとハマりやすいです。
そして最後はバルブ部分を入れるわけですが、
慣れるまでは結構固くて大変だと思います。
なんとか頑張ってください。
タイヤをはめていくときは、チューブを噛んでしまわないように注意しましょう。
タイヤがハマったら、リムとタイヤの間にチューブが挟まっていないかを確認します。
問題なければ、タイヤに空気を入れます。
ここまでくれば、あとはタイヤを自転車に戻すだけです。
タイヤの取付け
タイヤの取付は、取り外しと逆の手順でやればOK。
チェーンにギアをはめて、ナットをしっかりと締めれば完了です。
ブレーキを解除している場合は、戻すことをしっかりとチェックしてください。
タイヤを外さなければ、この工程は不要でした。
どうして私は、タイヤを外してしまったのでしょう・・・。
パンク修理だけならば、タイヤは外さないでもできちゃいます。
まとめ
文章にするとすごく長くなってしまいましたが、
パンク修理は、意外とカンタンにできました。
私のように無駄にタイヤを外してしまったとしても、
時間もそんなに掛からずにできるので、是非チャレンジしてみてください。
ただし
- タイヤはちゃんと締付されているか?
- ブレーキはちゃんと作動するか?
などの安全に関わる部分は、ちゃんとチェックしてから乗るようにしてください。