DIYをするにあたって、電動ドライバーは必ず必要になります。
でも、これから始めようと思ったときにこんなこと気になりません?
ドリルドライバーとインパクトどっちを買えばいい?
私の場合は、初めての電動工具にインパクトドライバーを選択しました。
でも、今ではドライバードリルを買っておいたほうが良かったのかな?って思っています。
その理由と購入時の決め手を書いていきます。
最初の電動工具はインパクト?ドライバードリル?
DIYを本格的に、はじめようと思ったときに一番始めに購入した電動工具が、インパクトドライバーでした。
でも、実際に数ヶ月使ってみて思ったこと。
これが、実際にDIYをやってみて思った正直な感想です。
ここからは、その理由とどうしてインパクトを最初に買ったのか?を書いていきます。
インパクトってドリルドライバーとなにが違う?
まず、最初にビス締するための電動工具が2種類あることを知るようになります。
ネットで電動ドライバーを検索していると、“インパクト”というなにやら似たものがあります。
そして疑問に思ったこと
同じような形で、ビス締もできる、穴あけもできる。
どっちも同じような役割なのに、どうして2種類あるのだろう?
大雑把な調査から見えてきたこと
そして、わたしの拙い調査能力によって見えてきたインパクトとドリルドライバーの違いはこんなものでした。
インパクト | ドリルドライバー | |
トルク | めちゃ強い | インパクトほどではない |
使えるビット | 六角軸のみ | なんでもOK |
トルク調整機能 | なし | あり |
駆動 | 回転+打撃 | 回転のみ |
インパクトは、とても強い力(トルク)でビスをうつことができます。
大きなもの、例えばウッドデッキとか小屋などを作るときには、そのパワーを存分に発揮することができるというわけです。
対してドリルドライバーは、インパクトほどのパワーはありません。けれども、使えるビットは選ばないし、トルク調整機能なんていう便利なものがついているわけです。
この違いをちゃんと理解していれば、今、冒頭に書いたような気持ちにはなっていなかったかもしれません。
購入の決め手はパワー
そもそも、電動工具の購入を考えだしたきっかけは、パワー。
だから、この違いを知ったときも
って思い、インパクトの購入に踏み切ったというわけです。
でも、インパクトのストロングポイントであるパワーが誤算でした。
インパクトでパワーありすぎ問題が勃発
使ってみて実感したんですが、インパクトはパワーがめちゃめちゃ強いです。
しかも初心者の私は、トリガーの加減なんて上手くできない。
その分、厚みのある材や堅い木材へのビス打ちもできると言われています。
でも、そのパワーが電動工具超初心者の私には、仇となったのです。
慣れるまでが大変
買ってから慣れるまで、しばらくの間、ビス頭からビットが外れてしまうカムアウトという現象に苦しむことになりました。
このカムアウト、最悪の場合、というか結構な高確率でビットで材にいらぬ穴を開けたり、傷をつけてしまいます。
トルク調整のできるドリルドライバーなら、こんなことに悩むことはなかったかもって思います。
大物を作る機会は意外と少ない
あと、意外だったのが、インパクトじゃなきゃいけないような大物家具などを作る機会が、意外に少なかったこと。
DIYを始めた時って、電動工具以外にもいろんな道具を買うようになります。
ビスとか、ダボとか、スコヤとか。
そうなると、まず欲しくなるのが収納箱。
実際、わたし場合DIYを始めてからしばらくは、小物収納用の小箱ばかり作っていました。
そうなると、使う部材も薄い板などが多くなります。
そんな薄い部材をインパクトでビス締めすると、ちょっと打ちすぎただけで板が割れたり。
トリガーの引き具合を上手く調整すれば問題ないんですが、はじめてインパクトを持った私にはちょっと難しかったです。
寸法測って、切って、やすりがけして、あとチョットで完成という時の割れは、結構メンタルにきます。
これも、ドリルドライバーなら、回避できる事案です。
はじめての電動ドライバーはドリルドライバーがおすすめ
そんな理由から、これからDIYをはじめようと思っている初心者の方には、最初の電動ドライバーとして、ドリルドライバーの購入をお勧めします。
ドリルドライバーのメリットとしては
- トルク調整が可能
- 回転スピードを2段階で設定可能
- つかえるビットの種類が豊富
などがあります。
トルク調整が可能
トルク調整機能があると、ビスを打ち過ぎを防止することができます。
ビスを必要以上に打ち過ぎてしまうと、材が割れたり、材にビスがめり込んだりと完成品の外観に大きなダメージを与えます。
トルク調整機能をつかって、適切なトルクでビス打ちができれば、いつでもキレイにビス打ちができます。
回転スピードの調整が可能
ドライバーの回転数が必要以上に高いと、その分ビス打ち作業は早くなります。
けれど、作業に慣れていない初心者の頃は、ドリルビットがビス頭から外れるカムアウトによるリスクの方が遥かにに高くなります。
少なくとも、私の場合は、そうでした。
少し慣れたなって思っても、横からとか斜めとかからのビス打ちではさらにその確率は上がります。
なので、低速回転+トルク調整で確実にビス打ちを行う設定ができるというのは、初心者には嬉しい機能だと思います。
使えるビットの種類が豊富
インパクトでは、軸が六角形のビットしか使用することができません。
それに対し、ドリルドライバーの場合は、市販されているほとんどのビットが使用可能です。
ネットやお店でビットを探しているときに、やっと見つけたビットがインパクト対応ではなくてガッカリ。
なんて経験をする必要もなくなります。
と同時に、ビット購入時の選択肢が広がります。
まとめ
- ドリルドライバーはトルク調整可能なので確実なビス打ちができる
- ビット購入の選択肢がたくさん
- インパクトはパワーがあるが、慣れるまで大変
たしかに、インパクトはすごくパワーがあるので、インパクト1台持っていればある程度のビス締めはできます。
けれど、初心者というカテゴリーで考えた場合、最初に買うのはドリルドライバーがおすすめです。
まず最初の1本で、ドリルドライバーを購入しておいて、パワー不足を感じたときにはじめてインパクトの購入を考えるという感じでいいと思います。
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